ギタリストにとって「エフェクター選び」は永遠のテーマですよね。そんな中、話題となっているのが ZOOM MS-50G+。コンパクトながらマルチエフェクターとしての機能を備え、コスパ抜群のモデルです。
この記事では、MS-50G+の特徴から使い方、他モデルとの比較、さらにおすすめセッティング例や有名アーティスト風の音作りまで、分かりやすく解説します。
ZOOM MS-50G+とは?
ZOOM MS-50G+は、エフェクター1台で 150種類以上のエフェクト を搭載したコンパクトなマルチエフェクターです。
見た目はシンプルなストンプボックスですが、空間系、歪み系、モジュレーション系、アンプシミュレーターまで幅広く対応。
自宅練習からライブまでカバーできるオールインワンの優れモノです。
MS-50G+の特徴と魅力
- コンパクトサイズ:ペダルボードに組み込みやすい小型設計
- 豊富なエフェクト数:150種類以上のエフェクトを搭載
- 最大6エフェクト同時使用:自由な組み合わせで音作り可能
- チューナー内蔵:ライブでも安心の機能
- コスパ抜群:シングルペダル1台分の価格でマルチ環境を実現
特に「サイズ感」と「多機能性」のバランスが絶妙で、初心者から中級者、プロまで幅広い層に人気です。
使い方はシンプルで直感的
操作はシンプルで、エフェクトの切り替えやパッチ保存も簡単。ディスプレイ表示も見やすいため、初めてマルチエフェクターを使う人でも直感的に扱えます。
また、音作りの自由度が高く、スタジオやライブでも素早く設定できるのが魅力です。
他モデルとの比較|MS-50G+はどんな人におすすめ?
ZOOMの他モデルと比較すると、MS-50G+は 「シンプルさと多機能のバランス」 に優れています。
例えば、B3nやG1 Fourはより大きな操作性やルーパー機能を持ちますが、その分サイズも大きめ。
MS-50G+はペダルボードをスッキリまとめたい人や、持ち運び重視のギタリストに特におすすめです。
おすすめセッティング例|シーン別プリセット
ZOOM MS-50G+は多機能だからこそ「どんな組み合わせで使えばいいの?」と悩む方も多いですよね。
そこで、初心者でも使いやすいおすすめのセッティング例をシーン別に紹介します。
① クリーントーン|アルペジオやバッキングに
- コンプレッサー:軽めに設定して音の粒を揃える
- コーラス:空間を広げる程度に薄めに
- リバーブ:ホールタイプを弱めにかける
透明感のあるクリーントーンが得られ、アルペジオやバラード曲の伴奏に最適です。
② クランチサウンド|ポップスやロックのリズムに
- アンプシミュレーター:Fender系を選択
- オーバードライブ:ゲインを控えめに設定
- リバーブ:軽めに加える
コードカッティングやリフにちょうど良いバランス。ポップスや軽めのロックで活躍します。
③ ハイゲインリード|ソロやヘヴィなサウンドに
- アンプシミュレーター:Marshall系またはMesa系
- ディストーション:深めに設定
- ディレイ:テンポに合わせて軽く
- リバーブ:少なめに調整
ギターソロやメタル系のプレイにぴったり。太く伸びやかなサウンドが得られます。
④ アンビエント系|幻想的な雰囲気に
- リバーブ:ホールまたはシマーを深めに
- ディレイ:ロングディレイで残響を演出
- モジュレーション:フェイザーやフランジャーを薄めに
空間系を活かした幻想的なサウンド。インストやソロギターで存在感を出すときにおすすめです。
有名アーティストの音作りを再現するセッティング例
「好きなアーティストの音を再現したい!」という方のために、MS-50G+で近づけるセッティング例を紹介します。
完全コピーは難しいですが、ライブや練習で雰囲気を楽しむには十分です。
① U2 / The Edge 風ディレイサウンド
- アンプシミュレーター:Vox系(AC30)
- ディレイ:テンポに合わせたリズミカルな設定(4分音符+8分音符)
- リバーブ:軽めに加える
特徴的なリズムディレイを活かしてアルペジオを弾けば、一気にU2らしいサウンドに。
② Jimi Hendrix 風クランチサウンド
- アンプシミュレーター:Marshall系
- オーバードライブ:軽めにゲインを上げる
- ワウ(オートワウでも可)を追加
ブルースロック的な厚みのあるサウンド。ワウを絡めることでヘンドリックス感が増します。
③ John Mayer 風クリーンサウンド
- アンプシミュレーター:Fender系
- コンプレッサー:軽めに
- リバーブ:スプリング系を薄く
温かみのあるクリーントーン。バラードやソウル系の曲にぴったりです。
MS-50G+を手に入れて音作りを広げよう
コンパクトながら本格的なサウンドを生み出せるZOOM MS-50G+。
「最初のマルチエフェクター」としても、「サブの便利ペダル」としても使える万能な1台です。
気になる方はぜひチェックしてみてください。
専用アプリでさらに便利に!
MS-50G+は専用アプリを使うことで、パッチ管理やエフェクト追加がより快適になります。
スマホと連携して自分だけの音作りを楽しんでみましょう。


