2013年モデルのMacBook Airを長年愛用してきた私が、ついに最新のMacBook Air(M4)へ乗り換えました。薄さは変わらないのに「速さ」「画面」「カメラ」「バッテリー」「外部接続」の全てが一新され、作業体験が劇的に変化。この記事では、実際に使ってわかった違い・買い替え時の注意点・移行のコツまで分かりやすくまとめます。
なぜ買い替えたのか — 長年使った2013年モデルの “不満”
日常のもたつきと互換性の問題
2013年モデルは軽くて丈夫、しかし最新アプリやブラウザで複数タブを開くと動作が重く感じられる場面が増えました。最新のmacOSサポート状況や周辺機器(外付けディスプレイや新しい周辺機器)との相性も考慮すると、将来的なアップデートやセキュリティ面での不安がありました。
買い替え後に最初に感じた「速さ」と「滑らかさ」
M4チップの実力 — 作業が一段とスムーズ
M4はAppleが設計した最新のチップで、CPU/GPUともに強化されています。複数の重たいアプリ(ブラウザ、写真編集、動画書き出し)を同時に動かしてもカクつきが少なく、日常作業の待ち時間が劇的に減りました。
さらに深掘り:M4チップがもたらす “本当の” 進化
ここからは「どの部分がどう速いのか」「なぜ省電力なのか」「日常・仕事にどんな恩恵があるのか」をもう少し技術寄りに噛み砕いて説明します。
1) CPU・GPU・Neural Engineの総合力
M4は効率の良い性能コアと省電力コアを組み合わせたCPUに加え、強力なGPU、AI処理専用のNeural Engineを搭載。AIによる文章要約や写真編集もリアルタイムでこなせます。
2) 最新プロセス製造で省電力
3ナノ世代の製造技術で設計され、同じ作業をより少ない電力で処理。結果として「速いのに電池が長持ち」という理想が実現しました。
3) メディアエンジン強化で動画編集が快適
ProResやAV1対応のハードウェアエンジンを搭載し、動画のエンコード・デコードが高速化。YouTube動画編集や4K素材の再生も軽快です。
4) Unified Memoryでマルチタスクも余裕
CPU・GPUが同じメモリを共有する統合設計で、データコピーの無駄を省き、複数アプリを同時に開いてもスムーズに動作します。
5) 実使用レビューでの評価
ブラウザの多数タブ操作や写真編集、軽めの動画書き出しにおいて「待ち時間が明確に短くなる」と報告され、メディアレビューでも高評価を獲得しています。
6) 長時間駆動と静音性
最大18時間級のバッテリー駆動とファンレス設計により、外出先で安心して作業でき、しかも静かに動き続けます。
7) 外部ディスプレイもサポート拡大
Thunderbolt 4対応で、最大6K解像度の外部ディスプレイを複数接続可能。モバイルとデスクワークを両立できます。
8) Apple Intelligence(AI機能)の実力
M4のNeural EngineはmacOS内のAI機能を支え、文章要約・画像編集・ビデオ処理などを高速で安全に実行。プライバシー面でも安心です。
9) 2013年モデルからの買い替え効果まとめ
- アプリの起動・切替が爆速化
- 写真・動画編集の待ち時間短縮
- 一日中安心のバッテリー
- リモート会議での映像・音質改善
10) おすすめ構成
普段使い:13インチ、16GB、256〜512GB
クリエイター:24GB以上、512GB以上、15インチモデルも検討
長期利用派:ストレージは余裕をもって大きめを推奨
画面・カメラ・スピーカーの強化でリモートワークが快適に
ディスプレイはLiquid Retinaで明るく色鮮やか。12MPカメラはセンターフレーム対応で、オンライン会議での印象が大幅に向上しました。
バッテリーと接続性 — 一日中使える安心感
最大18時間の駆動時間とMagSafeによる安全な充電。Thunderbolt 4ポートで高速データ転送や外部ディスプレイ接続も快適です。
移行時のチェックリスト
- Time Machineでバックアップを取る
- アプリのライセンスと互換性を確認
- 周辺機器の接続方法を確認(USB-Aは変換アダプタが必要)
- 移行アシスタントで環境を引き継ぐ
- 古いMacはデータ消去して処分・下取り
まとめ — 新しいMacBook Airは”日常を速くする”道具
2013年モデルからの買い替えで最も実感したのは「毎日の待ち時間がなくなり、作業がスムーズに進む」こと。古い機種の不安から解放され、生産性が大幅に向上しました。M4搭載MacBook Airは軽さとパワーを兼ね備えた、まさに次世代の定番ノートPCです。


